昔からずっと、雑談がうまくできない。 友人同士や職場の同僚同士なら、まだそれでも良かった。
しかし、最近はよくお客さん先に訪問するようになったため、 この「雑談できない事象」が自分自身の「問題」に変わった。
タイトルやレビューや確認していたのだが、 「内向型」のための雑談というあまり読んだことがない(個人的に)ようなタイトルであり、 自分の求めるものに合致していると感じて、購入を決めた。
“内向型”のための雑談術―自分にムリせずラクに話せる51のルール
ラインを引いたところ、印象に残った部分をメモする
読書メモ
雑談の悩み
- 初対面の人と何をしゃべっていいのかわからないために、なかなか打ち解けられない
- だれかと一緒にいると、沈黙をやぶる言葉が出てこなくて、いつも重苦しい空気になる
- 大勢の人が集まるパーティや飲み会の席などでたいてい孤立してしまう
雑談は大切
- 意味のないふざけた会話や人を笑わせるバカな話が、人と接する場面では大切な役割を果たす
- 最初の雑談ができなければ、本当にいいたいことが伝えられない
- 近づきすぎても、遠すぎても人付き合いはうまくいかない。その役割を果たしているのが「雑談」
- 「小さな雑談」さえうまく使えれば、不思議と会話全体がうまくまわる
雑談の役割
楽しい話をすることでも、笑いをとることでもない
雑談のネタは、何も笑えるものでなく、身近なところに取り上げるだけで十分
雑談の目的
常に、雑談の目的を意識すべき。
- 苦痛な状態からの回避
- 場の空気を温める(相手の心を開きたい)
- 好印象を残す(信頼を得ることで「次」につなげたい)
雑談の勘違い
- 笑い話で盛り上げなければならない
- たくさんしゃべらなければならない
- 自分では喋らずに相手に喋ってもらう方が、雑談としての効果が高い
- 「聞く雑談」に徹することでうまく切る抜けることができる
- 豊富な話題をもっていなければならない
- 普通の会話テクニックは内向型人間には使えない(そのとおり)
- 感情を素直に表現する、明るい表情でからだ全体を使っておおげさにうなづく、自分から率先して会話に入る・・・等々、無理がある。
内向型人間の強み
- 喋りが苦手である
- 聞き役に徹することができる
- 相手の気持ちに敏感である
- 相手に迷惑がかかりそうになると、すぐにやめてしまう
- しゃべる言葉を厳選している
感想等
「雑談の悩み」で記載した内容は、そのまま自分の悩みと言える。 こうったタイプの人間がどのように雑談に関する力を身につけていけば良いのか、そもそも身につけることができるのか、 様々な疑問が浮かんできており、本の内容がどう進むのか楽しみである。