- 作者: 樋口裕一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2015/01/16
- メディア: Kindle版
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印象に残った部分、ラインを引いた部分についてメモを残し、 感じたことを記述する。
- 発言の時代
自分でものを考え、分析し、どの方向に進むべきなのかを自分で判断しなければならない
自分をアピールして仕事を手に入れ、その成果を他者にわかってもらう必要がある
会話力を鍛えるためにも、思考力を鍛えるためにも、まずは文章力を鍛えることが大事
- なぜ文章の苦手なのか
訓練を受けていないから
- 文章を書く練習
文章を書くことは自転車に乗ることに似ている
適切な指導を受ければ、メキメキ力をつけられるのが、文章術である
Memo: この表現、別の本でも使われていた気がする。
- 感じたことの根拠を明確にする
文章を書くということは、根拠を明確に発信すること。
話し言葉で、根拠を明確に伝えられるように練習すれば良い。
そのためには、「あいまいなことを絶対に言ってはいけない」というルールを作って会話してみる
Memo: なんとなく、周囲について「~だな」と感じたことを次から次へと考える そして、なんとなくで終わらせず、なぜそう感じたのかを常に意識するようにする 実践してみたところ、思考の広がりを感じた。 理由としては、「なんとなく」で消滅していく物事に対して疑問を持つことができたから。 必要に応じてWeb等で調査することで、新たな情報と不明点、疑問点が次々に発生してくる。
- 根拠を明確にする
多くの場合、「これこれこう思う」と、主観的な立場で終わってしまうが、
「なぜ、思うのか」をちゃんと言うところまで心がけるべき
感じたこと
自転車のように練習すれば、苦手意識を解消し、文章力が向上する。 「センス」や「才能」ではなく、こつこつ努力していけば、 力をつけることができるという主張が、率直に魅力だと感じた。 掴みは完璧だと思う。
文章力の低い自分としては、技術の低さに不安感と悩みを抱えている。 「ちゃんと実践すれば、力つくよ」と励まされた気分。 著者さんが、読者の達すべき水準として目指すところとは違い、 視点が全く異なると思うが、人を安心させる文章だと感じた。
何度も読み返そうと思える本に出会ったのは久しぶり。
日常生活ですぐにでも取り掛かれる、トレーニングを示してくれているのは有難い。 (別の本だと、たまに「こんなの実践できねーよ!」っていうやつがある)
http://www.rinsymbol.net/entry/2015/12/11/070347www.rinsymbol.net