- 作者:樋口 裕一
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 文庫
「文章力の鍛え方」という本に続き、樋口裕一さんの本を読んでいる。
この本でも「文章力の鍛え方」と同様、 3つのWhat(事象、根拠、結果)、3つのW(When, Where, Why)、1つのH(How)の適用と 二項対立による物事の考え方について、述べている。
表紙の絵や本のタイトルを見ると、一見「すぐにでも読めそうな本」に感じてしまう。 しかし、実際には文章の密度もわりと濃く、ためになることがたくさん記載されている印象である。
この本は、Amazonで購入したものであるため、単純にタイトルと表紙を見て選択した。 購入前は「軽い内容だろう」と思っていたので、少し驚いた。
今となっては、むしろ逆に、ガッツリ読める本であったため、嬉しい。
メモ
- 二項対立における図式化
二つの二項対立が絡む場合にはX軸、Y軸のように座標にして図式化してみる
こんな感じ。
判断材料が一目瞭然となる。
- 高くて高品質なもの
- 安くてわりと高品質なもの
- 安いが、少々品質は劣るもの
- 格安だが、品質は最低限
状況に応じて何を選択するのかは変わるが、非常にわかりやすい。
- 人生の問題
人生の問題については、すぐに結論が出ないことが多い。だから、ある程度長いスパンで考える必要がある