Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- 作者:Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-Sussman
- 発売日: 2013/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
職場の先輩から、貸してもらった。
Googleの本と、Ruby on Rails作った人の本、どちらがいいか尋ねられ、 Googleの本を選択した。
読み始めたら、かなり面白い内容が書かれており、 半分くらいまで夢中で読み進めた。
大事なことがたくさん書かれていたので、メモとして残す。
先輩に本を返したら、自分でも一冊買っておこうかと思っている。
- ソフトウェアエンジニアリングの世界における批判
プロのソフトウェアエンジニアリングの世界では、批判は個人的なものではなく 優れたプロダクトを作るためのプロセスの一部にすぎない。 したがって、成果の対する建設的な批判と、性格に対する 攻撃的な批判との違いを君が(周囲の人たちも含めて)理解しておく必要がある。
- 批判を受け入れる
批判を耳にする側としては、それを受け入れる方法を学ばなければいけない 自分のスキルに謙虚になるだけでなく、他の人があなたに 恩恵をもたらしてくれると心から信頼し、自分がバカだと思わないことである。
- コードの価値
自分の価値を自分の書いたコードと結びつけてはいけない
君は君の書いたコードではない
- Googleの社是
失敗は選択肢の1つ 過去に失敗したことがなかったら、 それは革新的でないかリスクをとっていない証拠である
トーマスエジソンの言葉が引き合いに出される
10,000回うまくいかなくても、私は失敗していない 落胆などしない うまくいかなかったことのすべてが、前へ進む一歩につながるからだ
HRT
- 謙虚(Humility)
- 世界の中心は自分ではない。自分は全知全能ではないし、 絶対に正しいわけではない
- 尊敬 (Respect)
- 一緒に働く人のことを心から思いやろう。 相手を一人の人間として扱い、その能力や功績を高く評価しよう
- 信頼 (Trust)
- 自分以外の人は有能であり、正しいことをすると信じよう。 そうすれば仕事を任せることができる
- 謙虚(Humility)
失敗を文書化(ポストモーテムを記述)する
- ポストモーテムに含まれるもの
- 概要
- イベントのタイムライン(調査開始から解決に至るまで)
- イベントの根本原因
- 影響と損害の評価
- すぐに問題を解決するための行動一式
- 再発を防止するための行動一式
- 学習した教訓
- ポストモーテムに含まれるもの
【Memo】: 日頃のコーディング時の調査や仕事で使える
- 新しいことに挑戦
その場で最も知識のある人になるのは楽しいし、 誰かを指導するというのはやりがいがある
問題となるのは、チームの中で局所最適化してしまうと 学ぶのをやめてしまうのだ 学習をやめると退屈になる
- コメント
コードに書かれてあることを説明しなおすのがコメント コードのなぜを説明するものであり、コードが何をしているのかを説明するものではない