至極真っ当な結論になったけど、自分の悩みの中で、なんとなく腑に落ちたことがあったので書く。
僕は会社では主にJavaを書いている。最近はSQLチューニングの知識が求められている。 また社内システムではあるが、要件定義や基本設計などのスキルも求められ、 他部門との調整・交渉力も必要になってきている。
一方、家では趣味でフロントエンドの勉強をしていたり、ゲームを作ったりと、 最近の流行り(?)に置いていかれないように勉強するようにしている。
- 仕事の学習
- 仕事のプログラミング
- 趣味の学習
- 趣味のプログラミング
- 趣味の制作
主に趣味の学習系において、思うように自分の力になっていない気がして、もどかしい。
なぜだろう?
ポイントは、自身の情報受信時の衝動性と、タスクへの強制力。
情報受信時の衝動性
趣味のプログラミングでは、Webアプリを主として学習を行っている。
しかし、周囲の情報に流されやすく、一つの技術を突き詰める前に、別の技術に目移りする傾向にある。
(仕事に関していえば、目移りしたとしても、取り組むべき業務が終わないという結末がわかりきっており、強制的に完了させるため問題にはならない。
さらに完成させた事実があるので、少しは自分の力になっている)
例えば、2017年11月頃は、GoLangに夢中だった。 書籍をある程度読み終えたところで、APIの実装を模索しようとしているとき・・・ 何も成し得ることなく、Angularの学習を始めた。
理由としては、以下のとおりだと考えている
- 自分自身のGoLang学習のゴール地点や成果物が定まっていなかった
- 別部署の業務で「Angular」(フロントエンド)の話が湧いて出てきた
少なからず、趣味と仕事で同じ技術、言語を突き詰めて書きたいという想いを持っており、 今思うと非常に浅はかな考えではあるものの、こう考えたのだ。
「Angularの勉強を始めれば、技術要員としてアサインされて、家でも仕事でも同じ技術が使えるかもしれない」と。
結果として、「非公認オブザーバー」のような形で、Angularに関する意見交換を行うことはできたものの、 自部門の業務が手一杯であるのと、部門間の見えない壁により、浅はかな理想像は砕け散った。
さて、その後はどうなったのだろうか?
2018年1月、ゲームフェスの存在と、その締め切りが数日後に迫っていることを知ると・・・ なんと、急に(衝動的に)ゲームが作りたくなったのだ!
間に合わないことは目に見えてはいるものの、ゲームの全体的な流れは確定でき、OPまで実装した。 (その間のAngularの勉強状況は、ご想像におまかせする)
この状態について、よくわからない造語をすると、情報過敏というものになるのだろうか。 様々なことに手を出してしまい、一つのことを突き詰めてこなすことができていないということを認識した。
今後の生き方
では、僕は今後どうすべきなのだろうか?
情報の受信をトリガーとして、衝動的な欲求(学習欲、創作欲)が発生し、別のことが中断されてしまう弱点はあるものの その事象自体がモチベーションにつながることは間違いない。 (衝動的な欲求が発生した時の集中力は凄まじいものがある気がする)
したがって、それを弱点ではなくチャンスに変換し、価値あるものとすることが、自分自身の行うべき課題であると言える。
やはり、一番適切なのはこれしかないだろう。 基本中の基本である、正確な時間管理、タスク管理が必要だ。
- 時間を決めてタスクをこなす(何時間もぶっ続けでやらないし、毎日最低限の時間を作る)
- 定期的に復習する
そう、そもそも趣味でやることについては、期限がない。 そうすると当然のことながら、時間を意識するはずもない。
インプットもアウトプットも期限を決めて、計画的に実行していく必要がある。